新建材とクロスが出来てから、ほとんどの住宅が乾式工法で、床は新建材のフォローリングを貼り、壁はクロスを貼るようになりました。新建材及びクロスなどには接着剤として揮発性有機化合物が含まれていて、室内で揮発したものを吸ってしまうことによりシックハウス症候群の問題も出てきたと思われます。昔の家では風通しも良く、新建材も使ってないのでシックハウスにならなかったのです。だから私たちは、床は音響熟成木材(無垢材)を使い、壁は「幻の漆喰」を塗る湿式工法にこだわっているのです。最近の現場では、左官さん工事が極端に減り、下手すれば左官さんは家の中に一歩も入ることがない現場もあるようですが、こころ工房の家づくりは左官さんの腕の見せ所が随所にあります!私たちの家づくりは家が呼吸をしているのです!

No.1458 | 2006年3月17日 | ぴょん子